埼玉県羽生市のマスコット、ムジナもん 羽生市の魅力とは!

埼玉県北東にある羽生市ですが、そこのマスコットキャラクターをご存じでしょうか?

その名は「ムジナもん」というのです。しかし、ムジナもんは羽生市のメインキャラクターではありますが家族や仲間もいるんです。はたしてどういうキャラクターなのでしょうね?

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ここでは、羽生市の魅力と共にご紹介をしていこうと思います。

少しでも街を盛り上げる情報になれば幸いです。

ムジナもんとは?

 

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2003年に埼玉県羽生市に「ムジナもん」というキャラクターが生まれました!

その元となるものは「むじな」と「ムジナモ」を足したものなのですが、そもそも両方共わかりますか?

まずはちょっとだけその紹介をしていきましょう。

【むじなとは?】

 

むじなというのは、アナグマの妖怪のことです。タヌキやハクビジンがそこに混ざって「むじな」となることがあります。

基本的には人を化かす妖怪として描かれ、民話ではただバカにするだけの化かし方をするだけのものと、凶悪な性質をもつものがいて、どちらにしても悪い妖怪ではあります。

ムジナもんの姿は、これが一番影響しているといえるでしょう。

【ムジナモとは?】

 

ムジナモとは浮遊性の水草で、ただの水草と思うなかれ。実は食虫植物の一種なんです。とはいえ、ハエトリソウみたいに大きな虫を捕ることはできません。水中にいるミジンコなど小さな虫を食べるのです。

ただ、その数は減少傾向にあり絶滅が危惧されるようになってしまいました。知名度も低いので知らない人は多いでしょう。

さて、そんなムジナモがムジナもんのどこに使われているかというと、その花が咲いている状態でムジナもんの尻尾として使われています。

 

「みずな」と「ミズナモ」を合わせて作られたミズナもんですが、まずはプロフィールを見ていきましょう。

特長 ・はにゅうのやんちゃな人気者

・本当は少し恥ずかしがり屋らしく、あまり姿を見せてくれない。

・頭にあるモロヘイヤの葉と、天然記念物ムジナモでできたシッポが、自分なりにかなりオシャレだと思っている。

・好きな言葉は「あい」で、藍染めをクールに着こなし、ロマンチックな愛のセリフでモテモテらしい。

特技 ・「はにゅう七変化」を特技とするとのこと。

・みんなを驚かせるのが大好き。

・最近では、その確かな味が”マイ・ブーム”なのか、こぶし花ビールのラベルになっておすまし顔をしている様子。

モットー ・「寝ても覚めても羽生弁」をモットーとしているらしい

・「~ダニ」、「チットンベ」、「だいじゅ?」など、かなり羽生弁を使いこなすらしい。

・姉妹都市ベルギー・デュルヴュイ市のホームステイを受け入れたときも、会話はすべて羽生弁で押し通すくらい。

引用:羽生市ムジナもんHPより

 

あまり具体的なプロフィールは掲載されていません。特徴に書いてあるように恥ずかしがり屋だからでしょうか?

市をPRする為のゆるキャラが恥ずかしがり屋でいいのか!?と思いきや、ムジナもんには家族や仲間がいてその彼らがムジナもんを支えてくれています。

【ムジナもんの家族】

残念ながら着ぐるみがな――――存在が表に出ていませんが、彼には「ムジナ三五八(さごはち)」という厳格なお父さんがいて、「ムジナいが」という甘くて優しいお母さんがいて、「ムジナあんびん」という真似したがりでちょっとひねくれた妹がいます。

表にPRキャラとして出てきていないということは、あくまで設定のみということでしょうか。

【ムジナもんの仲間】

残念なことに家族は一緒にPR活動はしていませんが、仲間達は羽生市のイメージキャラクターとして一緒に登場しています。

そんな彼らを紹介していきましょう。

・いがまんちゃん

 

 

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昔から夏祭りや祝い事のときに作られてきた「いがまんじゅう」を元に作られたキャラクターです。

謎の妖精とのことで、ムジナもんの周りをたまに現れてフワフワ飛んでいるそうです。セットで登場することがありますが、ちょうどその「たまに」のことなんですね。

 

 

ちなみにいがまんじゅうとは、見た目でおわかりの通り、「お赤飯」の中に饅頭を入れたのが始まり。あるいは、農家の嫁さんがいっぺんに作ることで手間を省いたというのが始まりともいわれているそうです。

名前の由来は栗の「いが」に似ているからです。お店によって味は違いますが、甘さ控えめで食べ応えのある羽生銘菓です。

 

・フナどん

 

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色々と突っ込みたくなる姿ではありますが、水郷公園に住んでいるムジナもんの親友的存在とのことです。

性格はおっとりとしていて、だまされやすいとのこと。ムジナもんとは公園内や水族館でよく遊んでいるようですね。

・しらさぎ婦人

 

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ビジュアルがちょっと怖いしらさぎ婦人ですが、住まいは利根川沿い。情報を聞いてきては、市内中に噂を流す奥様風情報屋だそうです。

ただの厄介な噂好きのおばさんじゃないかな。ちなみに羽生に対する愛情とそのプライドはめっぽう高く、悪口を言うと鋭いくちばしで突っつかれるとのことです。

・イナゴージャス

 

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一歩間違えればただの怪人ですが、さすがイナゴだけあって田んぼとなればどこでも現れ、秋になるとそのスピードが倍増するという。

ムジナもんとよく足の速さを競走しているそうですが、どっちが速いのでしょうね?

かなりのグルメで、羽生産のお米しか食べないと公言しているそうですがPRキャラではなく害虫では?

 

・ザリガニ博士

 

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これはアメリカザリガニがモチーフなのでしょう。かなりの長老で、羽生のことなら何でも知っているそうです。

だからか、ムジナもんの先生的存在になっており、わからないことがあると、すぐ彼にに聞きに行って勉強しているとのこと。

・いたっち

 

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なんとなく愛嬌がありそうな彼は羽生市内を放浪している、ライバル的存在です。

性格はずるがしこく、ムジナもんの遊びを邪魔したがる。しかし、本当はみんなと仲良くしたいと願っているという天邪鬼な性格なんですね。

 

・あにっち

 

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ちょっとやさぐれた感がありますが、弟の「いたっち」と利根川で生き別れ、全国を放浪して帰ってきた彼のお兄さんです。

全国の見どころ、特産、グルメを羽生弁で話すことを得意としています。苦労したのでしょうか。

 

このキャラクター達が各個の企業や場所などのPRキャラクターではなく、ムジナもんの仲間としてのイメージキャラクターとして作られているのですから凄いですよね。

なんだか、一部は羽生市の害虫・害獣軍団に見えますがそれも個性ということでいいかもしれませんね。

 

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ムジナもん広報活動

そんな羽生市の仲間と共にイメージキャラクターとしてPR活動をしている彼らですが、はたしてどのような活動をしているのでしょうか?

少しだけその活動を見てみましょう。しかし、恥ずかしがり屋の設定はどこいったんでしょうね。

 

【駅でPR】

 

駅でのPRは基本です。駅に現れ、住民や羽生市にやってくる人たちにその知名度を増やす為に頑張っています。

こういった地道なロビー活動が少しずつ知名度をあげていくものです。

【お誕生日イベント】

 

市のゆるキャラの定番であるお誕生日会イベントですね。

県内のマスコットが集まることで、盛大なイベントになっていますので、参加できる人はぜひ見に行ってみましょう。

【テレ玉出演でコロナ自粛応援】

https://twitter.com/masami4702/status/1257600133153165312

 

新型コロナウイルスが広がり、皆が自粛しているさなかにテレ玉に出演して自粛している人達を応援。

彼らがこういったエールを送ってくれるのはいいですよね。子供達も喜ぶでしょう。

【ラッピングカー】

 

しっかりと描かれたラッピングカーです。これなら知らない人でも「おおっ」と見てしまいます。

見かけたらちょっと嬉しい気分になるかもしれませんね。

【グッズ化】

 

ゆるキャラ定番のグッズ化です。特に羽生市はキャラクターが多いのでグッズ展開での横広げができそうですね。

実際、数量限定グッズをイベントでよく販売しているみたいですので、グッズを手に入れたければイベントに参加してみましょう。

 

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埼玉県羽生市の特徴とは

そんなムジナもんがいる埼玉県羽生市。その特徴とはなんでしょうか?ここではそのいくつかをあげていこうと思います。

【衣料の街】

 

実は羽生市は江戸時代の末から青縞(あおじま)と呼ばれる伝統工芸品の産地なんです。

青縞とは、藍染めという藍を染料とした染物であり、鮮やかでいて涼しげな色の着物のことです。かつては職人が集まり、一大産業として軒を連ねていました。

現在も衣料の街としては変わらず、新商品などの研究・開発を続けています。

ちなみに、藍染めの織物を利用してハンカチやのれんなどといった味のある色合いの物も生産しております。

【豊かな自然の残る街】

工業地帯が増えてきたとはいえ、まだまだ農業都市として豊かな自然が羽生市には残っています。

雄大な利根川が市の中を通り、その川から引いていたことで稲の産地でもあり、埼玉県でも有数の米どころとなっているのです。

毎年サケの稚魚の放流なども2,000匹以上しており、ちゃんと1,000匹以上が産卵の為に戻ってきてくれることもあるそうです。

土手沿いをのんびりと歩きたいですね。

 

【唯一のムジナモの残る街】

https://twitter.com/DiscoveryJapan/status/1050634672982642688

 

先にご紹介したように、羽生市は食虫植物ムジナモが唯一残る街です。環境汚染により、徐々に数を減らしてしまった為に現在は羽生市でしか見ることができません。

国指定の天然記念物の自生地として羽生市の特徴といえばこれはかかせません。

 

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羽生市の観光スポットは?

さて、そんな青縞の織物と自然の残る羽生市ですが、一体どういった観光スポットがあるのでしょうか?

その代表的な場所をご紹介していきます。

【さいたま水族館】

 

埼玉県内を流れる川の生物を紹介している水族館です。金魚やザリガニといったとても身近な生物から、ミズナモなどの天然記念物まで約70種類が展示されています。

探検ツアーや、ふれあい体験など年間を通してイベントを多々やっております。それに、さいたま水族館ならではのグッズの購入などもでき、意外と面白かったという感想が多い水族館です。

 

さいたま水族館

【鬼平江戸処】

 

時代劇好き必見の場所です。まさかテーマパークではなくただのパーキングエリアが鬼平犯科帳の世界になっているんです。

まさに江戸の風情を感じられ、フードコートには老舗や名店が入っているんです。さらに鬼平犯科帳グッズも販売されており、ぜひ車で羽生市の方面に行く場合は立ち寄っていただきたい場所です。

鬼平江戸処

【羽生水郷公園】

 

羽生水郷公園の宝蔵寺沼は唯一のムジナモの自生地です。さいたま水族館も敷地内にあり、公園としてはかなり広めでいて、水辺なので子供なら水遊びもできてしまいます。

カヌー乗り場などもあり、子供の遊び場だけならず大人の遊び場やデートスポットとしても最適な場所です。

勿論、のんびり散歩するだけでも新しい発見があるでしょう。

 

羽生水郷公園

 

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羽生市のグルメスポットは?

せっかく羽生市に行ったのなら、何か美味しい物を食べたい!そんな人の為に美味しいグルメスポットを紹介致します。

【みやび亭】

埼玉県羽生市東7-11-6

パンの百名店にもランクインしている独創的なパン屋さんです。とにかくパン生地が美味しいと評判で、時間によっては完売してしまっているパンもあります。

京都の名店、「たま木亭」から独立したご主人が焼いているそうでリピーターも多い様子です。

 

【らーめん 大雅】

埼玉県羽生市下新郷710

味噌らーめんの名店と呼ばれているらーめん屋さんです。その人気はこのお店に行くと皆が味噌ラーメンを頼んでいるくらいです。

こってり系の味で自家製麺はこだわりの作りだそうで、いつも行列が並ぶお店です。

ちなみに、店主は名店「すみれ」の出身だとか。

 

【忠八】

埼玉県羽生市弥勒字五軒1686 羽生PA上り線

羽生パーキングエリア。つまり、鬼平江戸処に入るうなぎ屋さんです。

備長木炭で焼き上げる関東風の蒲焼にして、タレもしっかりと関東風。ただよってくる匂いは思わず入店させられてしまうほどです。

鬼平江戸処の江戸の雰囲気でうなぎを食べる贅沢に酔いしれるひともいるようですね。

 

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お土産にしたい羽生市の特産・名産は?

せっかく羽生市に寄ったのに何も買わなければ損です。そんな羽生市ならではのお土産や、名産品はどのようなものがあるのでしょうか。

そのいくつかをご紹介します。

【羽生の黄金麦】

https://twitter.com/crystalwings127/status/1108348398996873216

 

羽生市の銘菓『羽生の黄金麦』はミルク味の餡のおまんじゅうです。実は全日空の機内でも出されるほど一度食べたらもう一度食べたくなるお菓子です。

ほんのりとした甘みと優しい食感が好評で、まさにお土産にしたい銘菓です。

【もっちり焼き】

https://twitter.com/jobstyle_0512/status/1226100518394556416

 

食べログでの評価もかなりの高評価である『もっちり焼き』です。この顔、とても可愛くて文字通りもちもちした食感が人気です。

「北海道産 粒あん」「チョコレート」「カスタード」「黒ゴマこしあん」「おぐらチーズ」とあり、さらに「きまぐれあん」というというものまで。

ぜひお土産として買って食べて欲しいお焼きです。

 

【地ビール こぶし花ビール】

https://twitter.com/sweet_honey_f/status/1191302626635206656

 

ほんのりフルーティーでいて、とても飲みやすい羽生市の地ビールです。苦味は控えめで、麦の味を楽しめる美味しいビールとして、お土産として買って帰る人もいます。

ラベルも可愛くて大人のお土産としてオススメです。

【武州正藍染】

 

江戸時代から続く衣料の街のまさに名産品ですね。もちろん、値段はピンキリです。着物なんて買ってしまえばお高いものになってしまいますが、ハンカチやバックならそこそこのお値段です。

ふらっとお店に入って「いい」と思ったら購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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まとめ

  • ムジナもんは埼玉県羽生市のマスコットキャラクター
  • ムジナもんには市内に仲間がいっぱい
  • 羽生市は衣料の街
  • 唯一、天然記念物のムジナモが自生している

ということで、埼玉県羽生市のマスコットキャラクターでした。

自然豊かな街で生まれたムジナもんですが、その仲間達もそれぞれ設定をもっていて羽生市の川などから生まれたキャラクターなのですね。

天然記念物ムジナモを見る為にも、一度羽生市に行ってみてもいいかもしれませんね。

 

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