川口の魅力を発信するメッセンジャーである「きゅぽらん」とはどんなシンボルキャラクターなのでしょうか。
ここでは川口市の魅力と共に、「きゅぽらん」をお伝えしていきますのでお付き合いください。
少しでも街を盛り上げる情報になれば幸いです。
きゅぽらんとは?
そごう川口での地元PRきゅぽらん∪( 'Θ' )∪
アテンドさんがきゅぽらん説明ボードを作ってたきゅぽ!今は鋳物工場も少ないもんねぇ。 #川口 #kawaguchi pic.twitter.com/QSYcHvJbTG— みえっちぇ (@mietche) August 14, 2015
2011年に新たに埼玉県川口市に誕生したマスコットキャラクター「きゅぽらん」はキューポラをモチーフとしたキャラクターです。
この胸の『K』という文字は、”川口の星”になるように願いを込めているのだとか。
特技は「イイモノ」を見つける。かわぐちさんぽ・ベーゴマ遊びとのこと。
キューポラとは?
「キューポラ」とは?@川口駅東口キュポラ広場
溶銑炉(ようせんろ)・コークスの燃焼熱で鉄を溶かす装置(1500℃)川口市は吉永小百合主演の映画『キューポラのある街』の舞台
たたら祭りの「たたら」は製鉄の伝統技法。@morimt30 pic.twitter.com/9KzIY2aoVw— かわさき (@morimt30) October 13, 2014
川口でもっとも有名な産業である工業。その鋳物工業(金属製品製作)をするのに使う原料となる鉄を溶かす溶解炉のことを「キューポラ」と呼びます。
知ってますか?鉄の融解温度って1538℃もあるんですよ。だからキューポラが鉄を溶かす際の燃焼温度は実に1600℃に達するようで、単純な煙突構造に見えていて、少し複雑な機構なんですね。
ただ、工業の街というのは昔の姿で最近では駅前はマンションばかり、少し外れでも住宅街になってしまっている為、キューポラどころか町工場すらあまり残っていませんので実際についている工場を探すのは大変でしょうね。
きゅぽらんのうた
きゅぽらんにはなんと、テーマソングが存在します!歌うのは、川口市出身のシンガーソングライターである七海有希さん。
驚くことに自分で作詞作曲して応募したのが採用され、以降は「きゅぽらんのうた」としてお祭りなどで披露されています。
歌詞はきゅぽらんの部屋にて公開されています。
きゅぽらん広報活動
2011年に誕生したきゅぽらんですが、埼玉県のマスコットである「コバトン」が強すぎてなかなか浸透はしていませんが、頑張ってはいるんです。
ここではちょっとだけその広報活動をみていきましょう。
東京の隣にあるベッドタウン、埼玉県。そんな埼玉県のマスコットキャラクターをご存じでしょうか?
埼玉県人なら知っている……という限りではありませんが、とても可愛いキャラクターです。
ここでは埼玉県の魅力と共に、「コバトン」と「さいたま[…]
【イベント参加】
きゅぽらんイベント2ステージ、移動も含めお疲れ様でした(^^ゞ…きゅぽらんダンス楽しかったよ(^^) pic.twitter.com/Z5YsLCChml
— かつゆき (@ka2yuki_78) July 31, 2016
マスコットキャラクターの基本ですよね。コバトンも同じように最初は地道にデパートなどのイベントに顔を出していくことで、知名度をあげていきました。
全国に比べたら埼玉県のひとつの市ではありますが、こうして少しずつ知れ渡って欲しいものです。
【お祭り参加】
さっき言った、たたら祭りでもらった、きゅぽらんの団扇ね。たまに「う⚪⚪みたい」と言われるけど、しぐさがかわいいんです。いや、本当に(笑) #きゅぽらん #ゆるキャラ #川口市 pic.twitter.com/AX6VeapU69
— はまち@君と、らららしめ。 (@hamachaso_01_12) August 8, 2016
後ほどご紹介する川口市のお祭りにも参加しています。市のイベントだから参加するのは当然かもしれませんが、この時期は真夏の8月なんですよね。きゅぽらんの中のひ――――いえ、きゅぽらんも大変ですね。
【グッズ販売】
アニメイト川口店の店長さんとゆるキャラの話になった。川口にもゆるキャラいるんですよって。コーナーもあるので見せてもらった。きゅぽらん…なにこの子…説明を読むと、鋳物を作る装置をモチーフにしてるのね。鋳物の球体とかすっごく好き☆ きゅぽらん応援するーヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/oadi4Z4wKW
— ジョイまっくすポコ (@joy_max_poko) January 25, 2017
マスコットキャラクターの定番といえば、グッズ販売ですね。アニメイトの店舗でも売っているようですが、ずっと売っているとは限りませんので確実に入手をしたいのであれば、川口市の広報課で販売されています。
まあ、用事でもなければ市役所なんて行かないので入りづらくはあるかもしれませんね。
埼玉県川口市の特徴とは
そんなきゅぽらんがいる埼玉県川口市。その特徴とはなんでしょうか?ここではそのいくつかをあげていこうと思います。
県で2番目に人口が多い市
川口市は埼玉県でも、さいたま市に続いて人口の多い市になります。さいたま市がいくつかの市を合併させて人口最大になったのと比べ、川口市は2011年に鳩ケ谷市と合併しただけですが、人口が60万人を超えることとなりました。
ベッドタウン
川をひとつ挟んだ隣が東京都になり、電車も一駅で東京都北区の赤羽駅に到着するような場所にあるので、交通の利便性からベッドタウンとしての様相を示しています。
近年ではマンションが立ち並び、毎朝詰めかけるように川口駅の電車は都内に向かう通勤客でいっぱいになります。ただ、人口が多い為に人身事故などがおこってしまうと駅の外まで人だらけになってしまうのがネックですね。
交通の便がいい
川口市内は京浜東北線・武蔵野線・埼玉高速鉄道線(地下鉄)が走っており、バスも各方面へと走っていて移動に便利な交通網はできあがっているといえるでしょう。
他にも、高速の入口があるので車での長距離移動にも便利です。
川口市の観光スポットは?
さて、そんな川口市の観光スポットをいくつかご紹介しましょう。お城のような歴史的な文化財はありませんが、どれも見ごたえ、遊びごたえのある場所です。
【川口グリーンセンター】
川口グリーンセンターに来てみました。 pic.twitter.com/JifMLIZPJ2
— kamimura (@GV0217) May 5, 2018
川口グリーンセンターは川口市安行にある1967年に開業した『花と緑の振興センター』です。
園内は四季折々の花が植えられ、散歩していても多くの木々や花々を楽しめ、夏はプール・冬はアイススケート場も楽しむことができます。
子供向けの広場から大人向けの展示物まで。デートスポットとしても最適です。
【川口市立科学館】
2017.5.20
川口市立科学館
青木町公園 pic.twitter.com/J1Vn5ndix1— ツナマヨおにぎり (@FISHtunatuna) May 20, 2017
川口市立科学館は川口市上青木にある1961年に元は児童館として開館された施設です。
『科学展示室』『プラネタリウム』『天文台』があり、身の回りの科学や宇宙について多くの参加体験型の展示装置が並んでいます。
サイエンスショーや特別イベントも開催していることがあるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
【川口オートレース場】
おお、これが川口オートレース場か pic.twitter.com/df8T95ey1f
— つかけん (@tsuka_ken0424) February 9, 2020
川口市青木にある1952年に開設したオートレース場です。競馬とか競艇はよく聞くでしょうが、『オートレース』とは珍しいかもしれません。
選手はバイクを使い、その技術とスピードでレースをします。
ギャンブルなので好みはかなり分かれるかもしれませんが、川口では有名なオートレース場となります。
川口市のグルメスポットは?
せっかくだから、美味しいものを食べたい!そんなあたなに、川口のグルメスポットをご紹介します。
【らーめん かねかつ】
https://twitter.com/makishimas20041/status/1060024586761199617
埼玉県川口市飯塚2-14-23
駅から徒歩12分と少し歩きますが、その味は確かなもの。客の目の前で麺を伸ばし、カットして出すというまさに自家製麺。
コシもあり、モチモチ感もありの人気店で評価もかなり高いです。ただ、5席しかないので混雑時に行くとかなり並びますので注意が必要です。
【鰻 十和田】
十和田@川口
・楓 5170円川口市ではたぶん一番の鰻屋。
一番高いやつを大盛で♪ふっくら柔らかな仕上がりに
主張しすぎない品のいいタレ。
うん、美味いっす(*´ω`*) pic.twitter.com/CN6sgGFRcf— ぽちのかいぬし (@pochi_kai) October 26, 2019
埼玉県川口市栄町3-3-10
お店の雰囲気も良く、落ち着いて食べられる鰻のお店。駅から歩いて5分と近く、うなぎの専門料理店として創業70年以上の老舗です。その味にリピーターも多いのだとか。
ただし、それなりのお値段はしますのでお財布具合は確認をしておいた方がいいかもしれません。
【Boulangerie K YOKOYAMA】
https://twitter.com/HarapekoCyclist/status/1042524702596583425
埼玉県川口市小谷場455-1
南浦和駅から徒歩15分とかなり遠いですが、そのかいはあるかもしれません。ただのパン屋だと思うなかれ、評価サイトでもかなり評判がよく、しかも手ごろな値段で味はどれも美味しいと好評です。
熟練とこだわりが引き出したパンの味をぜひどうぞ。
【おまけ 川口名物太郎焼き】
川口市の太郎焼き(*'▽'*)やだ袋が京都伏見の紫色だー♪
急に大量の女性が並び始めたからびっくりしたのか、お店のおばちゃんに「何かあったんですか?」と聞かれたので、アニメのイベントで地域活性の話題になって太郎焼きの話題が出たんです、とお伝えしておきました。遊佐さんの株が上がれww pic.twitter.com/wOILD8kQbl— さえちゃ (@saecha) September 2, 2018
川口駅前で販売されている『太郎焼き』はただの大判焼きではありません。甘さ控えめのあんこに、甘くておいしいカスタードクリーム。
川口駅から東口にでてペディストリアンデッキを真っすぐ歩くと太郎焼きの販売店がありますので、ぜひご賞味ください。
お土産にしたい川口市の特産・名産は?
では、川口に来た時になにをお土産にすればいいの?といきなり言われるとたとえ住んでいても困りますよね。地元のものって意外と知ろうと思わなければ知らないものです。
埼玉県のお菓子なら知っているのに、という人は多いでしょう。なので、ぜひここで知っていただきたいと思います。
【鋳物】
KAWAGUCHI i-mono FRYPAN 24 鋳物製フライパン24cm [K-010]【FGP1007_5】
※画像リンク先:楽天ショップ
鋳物が名産なだけあって、鋳物の代表といってもいい「KAWAGUCHI i-mono」ブランドのフライパンです。軽さ、そして強さを合わせたまさに職人が作った技の形です。
#ベーゴマ。川口市の日三鋳造所が国内で唯一製造しています。年間2,30万個を生産、1個200-300円です。 pic.twitter.com/Spr65xmnEW
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) September 5, 2017
日三鋳造所が製造しているベーゴマです。実は、日本唯一のベーゴマ製造工場だったりするのです。一度は閉鎖しようと考えたそうですが、熱い要望により存続することを決めた工場です。
昭和の時代と違ってベーゴマで遊ぶ子供たちはほとんどいなくなりました。いまはまだ安く買えますが、十年・二十年したらひょっとしたらプレミア物と呼ばれる時代がくるのかもしれません。
【銘菓】
昼公演のクイズで佳林ちゃんがGETした母べぇ。
同じ物を入手して夜公演前に腹ごしらえ。
ごろっとした小豆が美味でした。 pic.twitter.com/ao6kGfLlx7— ikuzo (@JJF_ikuzo) May 19, 2019
川口銘菓『母べぇ』です。どことなく昔のお母さんを思い起こさせるようなパッケージですね。ミルク感としっとり感を併せ持った柔らかいお菓子です。
スタジオにいらっしゃったお客様より頂いた、十二月田中学校前にある和菓子屋、増廼屋さんのどら焼き!
十二月田きつねのどら焼きですって♪可愛いやら美味しそうやらでワクワク!
あおいさんっ!皆さんにご紹介よろしくぅ★ By KAZMIC。#856studio pic.twitter.com/tGQlYb2RJT— FM Kawaguchi (@856studio) September 23, 2016
可愛いパッケージの『十二月田きつねのどら焼き』です。十二月田って「しわすだ」って読むんです。難しい読み方ですよね。増廼家(ますのや)さんで販売しています。
川口パーキングエリアに樹里安アイス売ってた。
和風ミント pic.twitter.com/xFThOdOGOs— 鋊 (@_D_258) May 24, 2019
主に川口緑化センターで売っている『樹里安アイス』です。安行寒桜・山椒・柚子といった川口でとれる原材料から花・実・葉で作ったアイスです。こういうローカルフーズが好きな人は川口に寄った際に食べていただきたいですね。
【お酒】
地酒を手土産に
帰省の手土産におすすめの、ラベルに「川口」の文字が入った川口限定の日本酒です。
『御成道川口』はコシのしっかりした飲み応え。
『川口初扇』はまろやかな味わいのお酒となっています。
■地階=酒売場#帰る夏。迎える夏。https://t.co/oSN9WVKvQB pic.twitter.com/3Poh1ahMXF— そごう川口店 (@sogo_kawaguchi) August 14, 2018
豊かな香りとまろやかな味わいの「御成道川口」と、芳香なかおりとキレのある味の「初扇」です。
埼玉県川口市の白鳥屋酒店さんの地ビール「川口エールぼうふう」、甘口で美味しい
以前に友人におみやげに持っていったら、美味しいと好評だったし、またリピートしたい pic.twitter.com/shLtykdmb4— 水平環 (@suihei_kan) January 5, 2018
川口の地ビールの「ぼうふう」です。特産品の伝統野菜「ぼうふう」を材料に作ったビールだそうです。コクとさわやかな香りがいいそうです。
まとめ
- きゅぽらんは埼玉県川口市のマスコットキャラクター
- キューポラを元に作られた
- きゅぽらんのうたが存在
- 川口市は鋳物の街
ということで、埼玉県川口市のマスコットキャラクターでした。
キューポラをテーマに作られたキャラクターですが、まだまだ知名度は低くこれから伸びていくキャラクターでしょうか?せっかく人口の多い川口市なのですから、もっとグッズ展開等を増やして欲しいですね。
少しでも多くの人に川口市の魅力を伝える為に頑張って欲しいと思います!